ひろひろ'ず ぶろぐ

21歳無職というパワーワードを手に入れた男の雑多ブログ

日本人はなぜいじめるのか。

 

こんにちは。

 

あまり掘り返したくなかったのですが、この問題が日本から無くなってほしいと強く思うので今回は僕の苦い過去について記事にしようと思います。一人でも多くの人に読んでもらえると嬉しいです。

僕は中国と日本のハーフです。そのおかげで小学生、中学生のころはよくいじめられていました。目に見える暴力などを直接的に受けたわけではありませんが、「中国に帰れや」や「爆買いすんなよ中国人」などの言葉を浴びました。僕自身が何かしたわけでもなく、どうしてこんなことされるのか分からずとても苦しみました。生まれも育ちも日本なのに、同じ人間なのに、なんで。という気持ちでいっぱいでした。両親を心配させたくなかったので相談できず、一人で抱え込むようになりました。次第に負い目を感じるようになり人と話すのが苦手になって行きました。話すことでまた何か思われるなら、、と思ってしまい人と話すことから逃げてきました。当時の僕は生粋の根暗でしたね。また両親には、友達に見られたくなかったのと、いじめにあってることを知られるのが嫌で「授業参観には来ないで」などと今考えるととてもひどいことを言ってしまいました。

しかし、高校生になってくると急にハーフであることを羨ましがられるようになります。手のひら返しです。それはハーフだから二か国語に有利とか、ハーフだから顔が整っているなどでした。その時はなぜか無償に腹が立ちました。

小学生だから仕方がない。いじめてるつもりはないから仕方がない。いじめる方も悪いけどいじめられる方も悪い。なんてこれらの意見が正しいなんて僕は決して思いません。これはいじめてる側がいじめを正当化する意識があるためにこのような意見が出てくるのです。いじめた側がそのつもりはなくてもいじめられた側がそう感じたらそれはいじめです。それに幼少期に受けたいじめの方がより精神的に傷つき一生覚えています。現に僕がそうです。なので小学生だから仕方がないなんて言葉で済ますことはおかしいのです。

そもそも日本ではなぜ幼少期でもいじめが起きるのか。なぜいじめがこんなにも多いのか。それは日本人の国民性が原因です。

日本社会では周りと合わせることや集団の中で生きていくことが重要視されており、国民全体の同調圧力が強く、みんなと同じことが正しい。違うことをしている人はおかしい。という思い込みによって支配されています。

なので障がいがある子、ハーフの子、貧困の子はいじめの対象となりやすいのです。

とある組織のアンケートで「いじめられる側も悪い」という意見に対し、「強くそう思う」「そう思う」が答えを合わせると48%、「そう思わない」の28%を大きく上回ったのです。

こんなことがあっていいのでしょうか。この結果を見ても当然だろうと思ってる人が半数はいるのです。教師が生徒のいじめに対して真摯に受け止めてくれないのもこういった思考があるのが原因の一つでしょう。日本人はこの思い込みを捨てなくてはいけません。

いじめは社会全体の問題です。いじめを減らすためには、社会の問題と向き合う必要があります。お互いの違いを尊重し、支え合うことを子どもに教えるためには、まずは大人がそれをしなければいけないのです。溶け込めない人、困っている人、助けが必要な人に、やさしい社会を築く必要があります。子どもに起こっていることは、大人の社会問題が反映して起きているのです。なので我々大人の意識を変えていかないといけないのです。さもないと一生いじめがなくなることはないでしょう。

心から日本だけでなく、世界中からいじめがなくなることを願っています。

 

ではでは。

 

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